2021.01.13 補聴器 冬場のご注意
連日寒い日が続きますが皆様お元気にお過ごしでしょうか。
さて、本日は補聴器の電池についてのお話しです。
~空気電池~
一般的な補聴器で使われる電池です。
「低温」「乾燥」「二酸化炭素」の影響を受けやすく
冬場は電池の寿命および性能が低下いたします。
これは、数年前に水銀0使用の空気電池に切り替わってから顕著になりました。
電池メーカーも改善には取り組んでいるのでしょうが
残念ながらこの状態は続いています。
上手な使い方
〇保管場所は換気の良い出来るだけ暖かい部屋でおこなう
〇使用開始前に電池を手で暖めてから使う
〇新しい電池においては保護シールを剥がして1~2分待ってから使用する
~充電池~
充電式補聴器で使われる電池です。
低温下で充電を行うと充電エラーが発生する事がございます。
(充電中に赤色のランプが点灯します)
【ハイブリット式(ZPower)】
空気電池と充電池の両方が使えるタイプです。
気温が10℃未満になるとエラーが発生しやすくなります。
【リチウムイオン式】
補聴器に充電池が内蔵されたタイプです。
気温が氷点下以下になるとエラーが発生しやすくなります。
上手な使い方
〇充電は暖かい部屋で行う
※外出先から戻り補聴器が冷えている場合は
補聴器本体を手で暖めることでエラー復旧が早められます。