島根県松江市の西日本補聴器

2018.12.17 電池の話

ここ最近、お客様から「電池の持ちが悪いんですが」とお聞きすることが
増えてきました。冬場は、補聴器用電池(空気電池)の性能を低下させる
要因が重なります。どのような原因で性能が低下するのでしょうか。

電池性能を低下させる要因
①低温
②乾燥
③暖房による二酸化炭素の濃度増

データでは、35%以上、環境によっては半分近くの
低下が起こりうるとなっています。

性能の低下を極力減らすには
①保管は出来るだけ暖かい部屋でおこなう
②電池を乾燥ケースの中に入れない
③使用前に電池を手で温めてから使う
(火で温める、オーブンで温めるなどは行わない)

【補足】
昨年末頃より環境対応のため補聴器用電池は「水銀0使用」となりました。
この事により上記の影響が顕著になっています。
微量の水銀を有することで性能を安定させる事が出来るという利点はありましたが
環境の事を考えれば水銀0使用は仕方がない流れだと思います。
何卒ご理解頂けますようお願い致します。

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